気難しい屋久杉を頭で描いた形に昇華させる

油分が多く、目が詰まった木質のため、割れやすく細かい加工が難しい屋久杉を、伝統工房伝承の挽き技法で、「小鉢」「お盆」「タンブラー」等の工芸品に生まれ変わらせています。

卓越した挽き技はもちろん、木取りの確かな眼力で、美しい姿を揺らめかせる

1960年挽き物工房創設以来、親子三代にわたって独自の木取り眼と、卓越した挽き技を父子相伝で継承し、独特の杢目を光の中で揺らめいているように見える、美しい姿として蘇らせています。

日々の暮らしの中で、屋久杉の悠久の美を愉しんでほしい

普段使いするからこそ、毎日の暮らしに深い味わいをもたらすよう、樹齢千年以上の悠久の時を生きた杢目を活かす木取りをし、その素材の一番良い杢目を蘇せた工芸品に昇華させています。